サラリーマンを続けていて老後の生活は安定するか?

サラリーマンを続けていて老後の生活は安定するか?

毎年夏になると高校の同級生が地元に帰省
してくるので、飲み会を開き、かつての昔
話や近況について語りあったりしています。

今年もお盆休みに集まる機会があったの
ですが、友人の話を聞いていると、人生を
少々甘く見ているのではないかなと思う
部分がありました。

と、いうか昔の自分の思考と同じだと言った
方が正しいと思いますが・・・。

世の中の一般常識的な生き方

当たり前ですが集まったメンバーは全員仕事を
していて、サラリーマンが8割、公務員が2割、
起業家は0割。

営業職から製造現場、消防士、警察官、看護師と
いろいろな人がいます。

毎回、話のパターンは決まっていて、まず最初に
高校の思い出話に花を咲かせ、徐々に仕事の話に
変わっていきます。

仕事の話といっても、細かい内容まで突っ込む
わけではなく、年収や勤務時間、休日日数と
いった条件面の話が中心です。

年収は500万以下の人もいれば、1千万近い人も
いたりとバラバラで、高校の時は同じ学校に
通っていたのに、10年でこれだけの差がつくの
ですから、不思議なものです。

こういった話題になると、話の中心は当然、
年収の高い人。

毎日どれくらい残業していて、休日はどれくらい
あるのか、ボーナスはいくらもらっているかなど
質問攻めにあっていきます。

拘束時間が長かったり、休日出勤があっても、

それだけもらっているなら、全然いいじゃん
俺なんか休日出勤しても○○円しかもらえないよ

とさらっと受け流すのです。

人の判断基準はいつだってお金が中心にあって、
自由で年収が低い人より、会社に束縛されても
たくさん稼いでる人の方が魅力的なんだな、と
改めて感じました。

サラリーマンとしていい会社に就職し、多くの
年収を稼いでる人を羨ましがる。

自分もそうありたいけど、今の会社では無理。

だけど今の生活があるから、仕事をやめるわけ
にもいかず、今の生活を結局続ける。

集まるたびに、年収の高い人の話を聞いて
うらやましがったり、自分のことをへりく
だって話し、それをフォローしてもらって
安心する。

持ちつ持たれつの関係を1年1年繰り返しながら、
人生の終焉へと向かっていくのだろうなと。

僕も2年前まではこの輪に加わり、もっと勉強
しておけばよかった、きちんと就活をしていれ
ばよかった
と後悔していました。

やはり年収が高い人って魅力的だし、裏で
どれだけの努力をしていたとしても、表の
部分だけ見れば羨ましいものですから。

話しは老後の生活について・・・

飲み会も中盤に差し掛かったころ、僕は老後の
生活についてどう思っているのかを聞きました。

ぶっちゃけ貯金って今どれくらいある?
老後のためにお金貯めたりしてる?

そう切り出すと、結婚して子供のいる人は
そこまでの余裕がない。

独身の人は
貯めてるけど、そんなにはない。

と、どちらも老後のためにお金を貯める
ことをしてはいない様子。

将来さぁ、年金出ると思ってる?

いやぁ、どうだろ。正直、厳しいんじゃない
かなぁ。

子供が成長したら老後の資金も貯めなきゃ
ダメかなって思ってるよ。

子供が成長してからで間に合う?

どうだろうなぁ、でも現実的に今から貯金
できるほどの余裕はないし、この年齢で
老後資金を貯めるって言っても実感わかない
からね。

とりあえず、年金が出るってことを期待する
しかないんじゃないかな。

その答えに一同、納得している様子でした。

年金は保険、貯金は自己スキル

年金は出ないと分かりつつも、それに期待して
しまうサラリーマンは多いです。

僕も数年前までは、なんだかんだ言って、65歳を
過ぎれば年金がもらえると思っていました。

しかし結婚をし、家庭を持つようになり、日本の
財政状況を少しずつ学んでいくと、どう考えても
年金を期待するのは無謀としか思えなくなって
きます。

現実感が沸かない人はこれを見てみてください。

日本の借金カウンター

僕も詳しいことはよく分かりませんが、国の
借金は1千兆円を超え、今も意味が分からない
速度で増え続けているようです。

今後、この国を背負っていくべき若者が減り
続ける中で、この借金をどう返済して行くのか?

このような状況でもまだ30年後、自分たちは
年金がもらえると思うことができるのか?

そういった話を少ししました。

それまで笑っていた顔が急に神妙になり、
真面目な話に繋がっていきましたが、
こういったことを誰かが伝えていかないと
知らず知らずのうちにとんでもないリスク
爆弾を抱えることになりますからね。

老後の生活を安定させたければ、今から多くの
貯金するか、副収入を得る手段を身に付ける

この二択しかないのです。

PS.

この前ネットを見ていたらこんな記事を
目にしました。

手取り20万円の年金で夫婦の老後は大丈夫か?

今の人々は夫婦なら年金だけで20万円も
もらえるんだなと思いました。

僕の祖父母は毎月の給付金は10万円にも
満たないと言っていましたので。

僕たちが年金をもらえる時代には定年が
70歳になるとも言われています。

70歳まで働いて、残りの人生はもらえるか
分からない年金をあてにして生きていくの
ってどうなんでしょう?

将来がどんな時代になるかなんて誰にも分かる
はずがないのに、世間の人が年金をもらえると
言えば、みんなそれを信じて期待する。

今の人は年金をもらえてるから、将来の自分も
もらえると勘違いする。

年金なんておまけみたいなもので、もらえれば
ラッキーと思っておいた方がいいです。

それよりも、どんな状況であっても、自分で
お金を稼ぐ能力を身に付けた方が、よっぽど
安心して暮らせる未来が訪れるでしょう。

だけど多くの国民はそれをせず、サラリーマンで
頑張ることを選択するのだから、不思議な世の中
だなーって思います。



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4 Responses to “サラリーマンを続けていて老後の生活は安定するか?”

  1. マサキ より:

    さんパパさん

    おはようございます。
    マサキです。

    僕のまわりでは老後のこと考えてる人少ないですね。

    僕は考えてしまいます。

    僕の頃は年金はなくなってるのではないだろうか

    なくなっても支給額は微々たるもの

    支給の年齢が70才以上になっている

    いくらでも不安はありますね。

    その時になって考えるでは遅すぎますし、
    今から見込んで準備しておく必要ありますね。

    まずは子供を不自由なく育てることだな。

    応援完了しております。

    また、お伺い致します。

    • さんパパ より:

      おはようございます!
      いつも応援、ありがとうございます(^^)

      20代、30代の頃から老後の心配をしている人は、ほとんどいないですよね(^^ゞ

      僕もそういった人間でしたが、将来を見据えた生き方を学ぶことで、意識できるようになりました。

      余計なお世話かもしれませんが、現実から目をそむけず、準備しておくべきかなと思います。

  2. きゃら より:

    おはようございます

    年金もらえるもらえないのお話は受給額がどんどん減っているという現実と
    生活保護を受けているのが老人がほとんどという事実を分かって欲しいということです
    今現在40代30代の方が70代になる頃年金を支える人の人数も減りその分負担も増えるわけですが限界もあるわけです
    子供の数が減っている現在未来は明るくはないですよね
    日本は何処に向かおうとしているのでしょう
    すごく不安です

    応援していきますね

    • さんパパ より:

      おはようございます!

      日本がどこに向かっているのかは分かりませんが、1つ言えるのは自分の身と家族の身は自分で守るしかないということですね。

      再生可能な能力を持っているか否かが、求められる時代になるのかなと思います。

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