パチスロで理論的に勝つ仕組みを理解する②パチスロで負けないシステムとは?
前回お伝えした
『パチスロを打っていたら結果的に勝っていた』
とは、どういうことか簡単にお話ししたいと思います。
パチスロは『確率』という概念を中心として作られています。
ですから、設定6を毎日打ったとしても、日によってたくさん出たり、全く大当たりせず、6なのに負けてしまったりする日が必ずあります。
家族の誰かと毎日10回、じゃんけんをしてみてください。
5勝以上できる日もあれば2,3勝しかできない日もありますよね?
それと一緒です。
パチスロで勝つ一番簡単な方法は
『設定なんか関係なく、その日に調子がいい台を打てばいい』
ということになりますが、どうやってその台を見分けるかが分かりません。
じゃんけんの相手が事前に何を出すか教えてくれないのとこれまた同じです。
今みたいにAT機などが主流ではなく、ジャグラーのようなA-タイプがメインだったころ
『波を読めばいつ当たるかが分かる』
なんて話を聞いたことがありますが、実際には『運』以外の何物でもありません。
『この台は朝から出続けてるからそろそろハマる』
『1000ハマり中だからそろそろ当たる』
『プレミアで当たったから爆発する』
などなど。
これはじゃんけんをした時に
『3回連続でグーが出たから次はグーが出ないだろう』
って考え方と同じです。
4回連続で相手がグーを出しても、5回目にグーが出る確率は1/3ですよね?
たくさん大当たりしたからと言って
『次は当たりにくい、ハマる』
という考えはオカルトですし、その考えを払拭しないと勝てるようにはなりません。
今すぐハマり台狙いから身を引きましょう。
今回お話しする確率とは
『通常の確率通りに大当たりを引けた場合、理論的に勝つとはどういうことか?』
言い換えると
『負けたくても負けられないシステムとは何か?』
を説明します。
今、目の前に2台のじゃんけんゲーム機があるとしましょう。
1台目は勝てば200円もらえ負ければ100円支払わなくてはなりません。
2台目は勝てば100円もらえ負ければ200円支払わなければなりません。
さて、勝つためにあなたはどちらのゲーム機で遊戯をしますか?
当たり前ですがこれは①のゲーム機で勝負しますよね?
じゃんけんの勝率は50%ですから仮に10戦して5勝5敗だったとすれば
(200×5)-(100×5)=+500円
のプラス収支になります。
もちろん2台目のゲーム機では-500円の収支になります。
さて、ここからが重要なんですが収支の面でみると
『どちらのゲーム機もゲームをプレイすればするだけ負けたくても負けられない、もしくは勝ちたくても勝てない状態』
になっていることに気が付いたでしょうか?
確率通りにいったとすれば、1台目のゲーム機で負けるのは不可能ですよね?
1台目のゲーム機
100勝100敗時の収支:+10000円
200勝200敗時の収支:+20000円
300勝300敗時の収支:+30000円
勝率は五分でも収支は大きくプラスになっていきます。
1台目のゲーム機で収支をマイナスにするには勝率よりも倍以上負けないと、収支がマイナスになることはあり得ません。
ですから、試行回数の少ない間は負けることがあり得ますが、繰り返し遊戯することでそういったことが起こりにくくなるのが確率の面白いところなんですよね。
確率って少ない回数では一定の値に落ち着きにくいので、じゃんけんを10回やったくらいでは極端な話、10連勝できてしまうことも稀にあります。
ですが、これが1000回、10000回と回数を重ねていくと1000連勝、10000連勝なんて意図的な何かをしない限り不可能だってことが分かりますよね?
となれば、ここから導き出せる結論は・・・。
一つは
『勝ち続けるのは不可能、負けることもある(勝率は50%)』
もう一つは
『多少負け越してもプラス収支は可能(4勝6敗でもOK)』
と、いうこと。
1台目の台は40勝60敗でも『収支は勝ち』ですよね?
欲しいのは勝率ではなくプラス収支です。
1日単位では負けることもあり得るし、1回も勝てないこともある。
だけど収支でみれば
『確率通りに事が進めばもちろん勝ち、多少負けることが多くても負債が少なくて済む、だから次回も遊戯ができる。』
簡単に言えば
『プロであっても常勝は無理、パチスロで勝っている人も負けることはある』
このことを頭の片隅に入れておいてください。
パチスロの勝負は『点』ではなく『線』です。
その日の収支に左右されるくらいしかお金を持ってない人は、ある程度貯まるまで待った方がいいというのはこのためですね。
このシステムはとても大事なことなのでよく覚えておいたほうがいいと思います。
これを忘れると我を失って立ち回りがぐちゃぐちゃになりますから。
じゃんけんゲームで勝つためには、1台目のような台を探しあて、確率通りに事が起こるまで負債を少なくし確率通りの現象が起きるまで待てばいいだけなんです。
そしてこれをパチスロに応用することでトータルで勝つことが可能になりますよっていうのが今回言いたかったお話し。
その応用の代表例が『天井狙い』なわけですね。
1回あたりの勝率は高くないけれど、数をこなせば確率が収束し、トータルで勝てますよって単純な話です。
プロが毎月勝てるのは遊技時間が長いから、確率の収束が早い。
僕みたいに月数時間しか打てないような人間は遊技時間が短い(じゃんけんゲームの回数が少ない)んで、収束に時間がかかり、月単位で負けることもあるわけです。
これがパチスロが理論的に勝てることを根本的に解説した話ですね。
最初は大雑把なイメージとして
『天井に近い台は1台目のじゃんけんマシーン、遠い台は2台目のマシーン。』
って感覚で覚えておけばいいと思います。
『天井に近い台を打っていれば勝てるのは、こういうことか。』
『最近負けてるけど、常勝は無理だし、今は我慢の時かな』
って感じで考えるようになる、きっかけとしてもらえればいいと思います。
ちなみにホールでは2番目の台(打てば打つだけ負債が増えていく=設定1)がほとんどですからお忘れなく…。
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タグ:パチスロ副業講座