サラリーマンの平均年収ってどのくらい?将来の自分を想像してみよう!
この前会社で給料の話をしていたときに、サラリーマンの年収について話題が出たので調べてみました。
【サラリーマンの平均年収は409万円・・・。とは少しずれるかな?】
2年ほど前のデータですが、ここ最近も大きく変わっていなのではないと思います。
気になるサラリーマンの年収は平成24年度時点で408万となっていますね。
『思ったよりもかなり低いなー』
って思ってみてたら、アルバイト(パート社員)の人達も含まれた金額のようです。
つまり、ある会社の役員報酬を4000万貰ってる人がいたとして、その下に年収100万円の人が12人いたとしても
(4000×1)+(100×12)÷13=400万
といった平均年収になります。
だから役員報酬の人が1億や2億ももらっている人が数人いれば、かなり数字はぶれてしまいます(^_^;)
この辺を補正してあるのかどうかは分かりませんが、あまりその辺は気にせず
『サラリーマンの平均年収ってこんな感じなんだー』
って感覚で見る程度でいいと思います(^^)
さて、最初のグラフを見てみるとかなりの右下がりグラフとなっています。
特に平成21年度には過去最低の406万円まで低下しているけど、この年はリーマンショックの翌年のため、その影響が大きいのでしょう。
そこからはあまり変化することなく横ばい状態が続いていますが、今後、右肩上がりで伸びていくことは、あまり期待しない方がいいんじゃないかなと(^_^;)
今年は各企業でベアの引き上げがたくさんあったように見えたけど、それはテレビの報道された一部の大企業の話であって、中小企業では未だに苦しい状況が続いていますからね。
『景気が良くなれば給料も上がってハッピー!』
といったバブル時代の考えは、身の破滅さえも招きかねない、危険な考え方と思っておいた方がいいのかなという気はします。
【サラリーマンのメリットを活かすには長期間勤めてなんぼ!】
次のグラフは性別及び年齢別の平均年収です。
男性の平均年収が502万円、女性が268万円とかなりの開きがありますね。
また、年齢別では女性は年代による年収の差があまり大きくなく、男性は顕著に大きくなっています。
これは女性の正社員の数が少なく、パート社員、つまり給与があまり上がらない人が多いために起きている現象なのかなと思います。
逆に男性の場合は日本独自の年功序列型の傾向がみられ、年収のピークは50台となっています。
60台になれば正規社員をリタイアして勤続する嘱託の人の割合が増えるため、年収も一気に落ちていきますね。
先ほどの平均年収の推移より、こちらの方がリアルな数値になっているんじゃないかな?。
だいたい平均して新卒から50歳くらいまで頑張って仕事を続けていけば600万前後の年収はキープできそうだといった感じでしょう。
【サラリーマンを続けたその先に待つ未来】
『サラリーマン最大の魅力は終身雇用と年功序列=安定』
のはずなんだけど、ここ数年はリストラなんて言葉が飛び交うようになり、派遣社員等の割合も大きく増えてきました。
その結果、正社員一人一人に強いられる負担が以前にも増した気がするのは、僕だけではないと思います。
そんな中、給料については横ばいから減少傾向にあるのではたまったもんじゃないですよね。
今後も給料が大きく向上していく未来というのは想像しにくい感が強いのは、決して間違った考えではないと思うし、サラリーマン一本で家計を養っていくのは厳しい社会になるはずです。
周りも共働きの家庭が多いですからね。
10年以上会社に勤めていれば、自分のポジションも確立されてるだろうし、これから先、自分がどの辺まで登れるかもなんとなく分かってきますよね?
もし分からないのであれば、身の周りを見渡してみてください。
『あの人はもの凄いポテンシャルの持ち主だから、出世するだろう』
『この人は要領も悪いし、たぶん出世は難しいだろうな』
このような考えを自分に向けてみればいいわけですね。
『このままサラリーマンを続けていても、たいして出世もできない』
『出世しても責任ばかりが増え、給料が上がらない』
『10年後には子供が大学生になってたくさんのお金が必要になるけど、会社の給料だけじゃ不安』
など、なんでもいいんですけど、今後の状況に不安を持っているのに
『忙しいから、面倒くさいから』
と言って、だらだら仕事を続けていては、その不安がいつかやっていますので。
どちらにしても今のご時世で『安定』を目指していくのであれば、やはり会社の給与以外にも自分で収入を得る方法を学んでおくというのは大切だと思います。
会社の給料が上がらないのであれば、自力でどうにかするしかないわけですから。
いつも言っていますが
『そのためにはどうするか?』
を考え、行動することが大切ですよね!
平均年収はサラリーマンしか所得がない場合で、それ以外に所得があれば全く関係のないデータになります。
『サラリーマン続けていても、そんなもんしかも貰えないのか・・・』
と嘆く前に行動あるのみです。
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